2022年6月12日
子どもから大人まで馴染みのある「ドラえもん」や、いま話題の「シン・ウルトラマン」などSFの世界の科学的な背景について、物理学の見地から大真面目に解説・議論します。
たとえば…「エヴァンゲリオン」に登場する「ディラックの海」。第12使徒レニエルがエヴァ初号機を引きずり込んだ「ディラックの海と呼ばれる虚数空間」。あれは一体、何だったのか。20年を経て明らかにされる物理学者による解説です!
実は「シン・ウルトラマン」、21世紀に入ってからの物理学をきちんと押さえた上で構成されているらしい。事前の予習はマスト(ネタバレ注意)とのことですが、村田さんの話を聞いた上で映画を見てみると、「これがあの・・!」と違うメガネで観ることができるかもしれません。そして、つい「シン・ウルトラマンのあの場面って・・」と誰かにおしゃべりしたくなるかも。
「シン・ウルトラマン」のほか、「ドラえもん」、「エヴァンゲリオン」、「宇宙戦艦ヤマト」、「ゾイドワイルド」などがカバー範囲ですが、上記含め、このSFのあれはなんだったのか?など、もし知りたいことがあれば申し込みフォームでご記入ください。
オンライン配信はなく、リアル限定です。
村田 次郎/むらた じろう
立教大学理学部教授。京都大学博士(理学)。1970年,神奈川県出身。京都大学理学部卒業。専門は原子核・素粒子物理学実験。余剰次元探索のための近距離重力実験のほか,カナダ・TRIUMF国立研究所での時間反転対称性、J-PARCでのローレンツ対称性の研究を進めている。著書に「『余剰次元』と逆二乗則の破れ」がある。軽井沢にセルフビルドの自宅を建設中。
今回の企画は、4月から7月まで毎週行っている「風越学園みんなの大学」の特別回です。大人が本気で学んだり、わからないことにうんうん悩んでるところを子どもが横目で見る機会があるのは、いいなと思って企画しました。
スタッフと在籍保護者有志による裏風越運営サポーターです。