2023年6月22日
裏風越のかどをまがると百風森(ひゃっかぜもり)の入り口が見えてきます。見落としてしまいそうな小さな入り口ですが必ず分かるはず。ちょっとかがむようにして、どうぞお入りください。
百風森の小道を歩いていきますと、あるところにすんでいるおじいさんやおばあさん、口をきくねずみやかえる、この上なく美しいお姫さまなどなどに出会うかもしれません。
聞いたことのある、読んだことのある物語のあれやこれ、あの人にも会える可能性もあります。
百風森自体はうんと小さい森に見えるのですが、あまたあるおはなしや物語の、おくふかく広大な世界への入り口のひとつになっているのです。
「百風森のおはなし会」では、普段前期の子どもたちに語っているおはなしはもちろん、少し長いもの、高学年以上向けのものも語ります。おはなしを真ん中に語り手と聴き手が紡ぎだす時間を一緒に楽しみ、素話に親しんでもらえると嬉しいです。最初は「?」と思っても2回目3回目だんだん慣れてきてもしかして面白くなってくるかも、しれません。
会の記録として「百風森だより」を書いています。ぜひご覧ください。
それでは、百風森でお会いできるのを楽しみにしています。
百風森のおはなし会
実施日時:
7/12(水)13時半〜14時半
実施場所:ミーティングルーム03
申し込み方法:2日前までにフォームに申し込みをお願いします。
ナビゲーター プロフィール
澤田 典子/さわだ のりこ
息子が通った幼稚園でおはなし(昔話などの素話)に出会い、とりことなる。たくさんたくさん聴いて、やがて自分も語るようになって、はや10年目。長野市内の子どもたちにお話を届けるサークルで活動したり、風越学園では主に前期の子どもたちに語っています。
先日、20人以上の語り手が集まるおはなし会に参加してきました。世界中でひとりのその人の声で、その人らしくそれぞれ語られるおはなしを聴いて、「やっぱりおはなしっていいな~」と再確認したこの頃です。
裏風越の案内を読んでわくわくしました。どれくらい興味を持って参加してくださる方がいるかわからずちょっぴり不安ですが、今回の企画を通じて素話の魅力が伝わり、語り手が増えるきっかけになるといいなと願っています。
スタッフと在籍保護者有志による裏風越運営サポーターです。