学ぶ 2023年11月21日

12/8(金)14時〜 百風森のおはなし会

運営サポーター
投稿者 | 運営サポーター

2023年11月21日

あっという間に季節はめぐり、北風のあにさんや冬将軍さんたちのお出ましです。

ホレおばさんの羽ぶとんの羽が雪となり、
もかもか降る雪の中じいさんは六地蔵様に笠をかぶせる。
真冬にスミレを探す娘は12のつきの精のすばらしく大きな焚火をみつけ、
貧しくとも信心深い少女に空から星の銀貨が降ってくる。

年の暮れに近づくこの季節、心にしみ入るような不思議なおはなしがいっぱい。
「昔話を語るときには、そのお話が語り伝えられてきたながい年月と、それを語り伝えてきた数えきれぬほどの多くの語り手に思いをはせて、お話という芸術の古さとながさを思っていただきたいのです」(松岡享子「お話を子どもに」より 日本エディタースクール出版部)
という言葉がいつもに増して心に響きます。

どうぞまた、裏風越の角を曲がり百風森へおいでください。
おはなしを真ん中に、語り手と聴き手が紡ぎす時間を一緒に楽しみ、素話に親しんでもらえると嬉しいです。

会の記録として「百風森だより」を書いています。「どんなことやってるの?」「何人くらい来てるの?」などの参考にもなると思いますので、是非のぞいてみてください。

百風森のおはなし会

実施日時:
12/1(金)14時〜15時
実施場所:ミーティングルーム03
申し込み方法:2日前までにフォームに申し込みをお願いします。

ナビゲーター プロフィール

澤田 典子/さわだ のりこ
息子が通った幼稚園でおはなし(昔話などの素話)に出会い、とりことなる。たくさんたくさん聴いて、やがて自分も語るようになって、はや10年目。長野市内の子どもたちにお話を届けるサークルで活動したり、風越学園では主に前期の子どもたちに語っています。
先日、20人以上の語り手が集まるおはなし会に参加してきました。世界中でひとりのその人の声で、その人らしくそれぞれ語られるおはなしを聴いて、「やっぱりおはなしっていいな~」と再確認したこの頃です。
裏風越の案内を読んでわくわくしました。どれくらい興味を持って参加してくださる方がいるかわからずちょっぴり不安ですが、今回の企画を通じて素話の魅力が伝わり、語り手が増えるきっかけになるといいなと願っています。

ライブラリーの絵本コーナー左手奥、ホームベースに面した棚に「語りの本」が並んでいます

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スタッフと在籍保護者有志による裏風越運営サポーターです。

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