2025年7月8日
思春期に差し掛かる女の子に、母オリジナルの生理準備BOXを作ってプレゼントしたら素敵なんじゃない?という思いつきから、今回は初潮の前から使えるおりもの用の布ナプキンを皆さんとお喋りしながら作ろう!という企画です。
みなさんは生理にどんなイメージがありますか?
現代の女性は、一生に450回ほど生理があるそうです。
生理があるから我慢したことも、辛かったことも、きっとたくさん経験されたでしょう。生理は煩わしいもの、恥ずかしいもの、隠さなきゃいけないもの、という価値観を私は持っていました。親には相談しにくいことだったし、生理にまつわる知識は友達や先輩から聞いていたように思います。
でも生理は毎月やってきます。生理にまつわる悩みは尽きません。生理にまつわる困りごとを母親に気軽に安心して相談できたら、私はどんなに安心できただろうと思うのです。
今は生理用品も生理の不調への対処法も、私たちの時代から大きく進化しています。何十年も続く生理をもっと身近に、そして煩わしいものではなく大切な自分の一部として肯定的に捉えられるようになってほしい。
母から娘に生理準備BOXを贈ることが、そのきっかけになると思っています。
今回は私が作成した生理準備BOXをご紹介します。皆さんオリジナルの生理準備BOXのヒントになれば嬉しいです。
ひと針ひと針、布ナプキンを縫いながら、私たち自身の、子どもについての悩みや困りごとも共有できる場にしていきたいです。
お裁縫が苦手な方も、波縫いができれば作れますので、お気軽にご参加ください。
「心も体も大人に近づく我が子に生理準備BOXを贈ろう〜おりもの用布ナプキン製作〜」
実施日時:7月22日(火)13時半〜15時
実施場所:キッチン
定員:8名
持ち物:お持ちであれば裁縫セット(針・糸・ハサミなど *刺繍糸も使います)・材料費500円
お申し込み:フォームからお願いします。
ナビゲータープロフィール:菱沼 さえこ
2年生&6年生女子の保護者で助産師。 東京の周産期医療センターで助産師として命の誕生や女性が母親になる過程を見守りサポートしてきました。軽井沢に移住後、2022年より軽井沢病院に勤務しています。全ての年代の方が、気軽に自分のこと、心と体のことを相談できる場を作りたいという思いから、2023年に「助産師による健康相談室」を開設して、毎週木曜日に場を開いています。女性の一生に寄り添うサポーターとして、メンタルヘルスを専門にしています。 日本の出生率の低下、父親母親の産後うつの増加、子どものメンタル疾患や自殺数の増加、子どもの虐待件数の増加、日本人の自殺率の高さなど、現代の日本が直面している社会問題に心を痛めています。そして、その問題の多くは親子の関係性に起因していることを知り、笑顔で過ごせる大人・子どもが一人でも増えてほしい、という願いと共に活動しています。
スタッフと在籍保護者有志による裏風越運営サポーターです。