2022年10月30日
松木さんは、ネイティブアメリカンの儀式をもとにしたワークショップを通じて、たくさんの親子と拡大家族(ティオシパイェ)的関係を紡いできました。子育てを親子だけに閉じず、多様な関係性の中で親も子どもも変化し育っていくことを大事にしているからです。
松木さんの語る「生命(いのち)の木」である私たちについての話は、子ども理解や子育てへのヒントのみならず、親であるわたしはどう育ってきたかというわたしの物語を知ることにも繋がっていきます。
後半は、参加者から質問を受けつけ、それに応答する時間を持つ予定です。
「わたしと子どもの『生命(いのち)の木』の根をはぐくむ」
実施日時:2023/1/8(日)10時〜12時30分(9時30分開場、途中参加・退出はお控えください)
実施場所:軽井沢風越学園
定員:30名
参加費:3000円(講師謝金)
備考:託児はありません。互いに落ち着いて話を聴ける場づくりのご協力をお願いします。昼食を持参し、事後にゆっくり過ごしていただくことも可能です。
申し込み方法:peatixページから申し込みをお願いします。
ゲストナビゲーター プロフィール
松木 正さん
京都府伏見生まれ。大学在学中、キャンプカウンセラーとして小学生・中学生を対象とした教育キャンプに携わる。
また在学中、自身がうつ病を克服していく過程でカウンセラーと出会い、教育の現場にカウンセリングの手法を用いることの可能性を探り始める。
卒業後、大阪YMCA六甲研修センターに奉職。「体験学習法」を用いた企業研修や幼稚園児から大学生までを対象にカウンセリングの手法を用いた野外教育(キャンプ)を実践。
YMCA在職中にアメリカの環境教育に出会い、本物を目指して渡米。全米各地で環境教育のインストラクターをする中でアメリカ先住民の自然観・宇宙観・生き方、またそれらをささえる儀式や神話に強く引かれ、サウスダコタ州シャイアン居留区に移り住みスー・インディアン(ラコタ族)の子どもたちの教育とコミュニティ活動をしながら伝統を学ぶ。
現在、神戸でマザーアース・エデュケーションを主宰し、“自分をとりまく様々な生命(いのち)との関係教育=環境教育”をテーマとし、独自の環境教育プログラムを展開。
小学校・中学校・高校での人間関係トレーニング、また保護者に向けてのワークショップ・子育て講座、アメリカ先住民の知恵を前面に打ち出したキャンプの企画と指導、神話の語り(ストーリーテリング)、教育的意図をもった企画講座、自宅横にワークショップ棟(ストロングホールド)を構え、個人カウンセリングと独自のワークショップを展開中。
ラコタ族の伝統儀式を執り行うことを許された数少ない日本人の一人。著書に「自分を信じて生きる」、「あるがままの自分を生きていく」。
スタッフと在籍保護者有志による裏風越運営サポーターです。