学ぶ 2022年12月20日

2/17(金)9時半〜 手作りベーコンの会(〆切)

運営サポーター
投稿者 | 運営サポーター

2022年12月20日

かつてベーコンは季節感のある食べ物でした。一年中同じ食材が出回る現在では実感しにくいのですが、それは厳しい冬を乗り切るためのいのちを繋ぐ食べ物だったのです。ヨーロッパでは畑仕事ができない厳しい冬を迎える時期に村総出で、ベーコンなどの保存食を作りました。実はその時間と手間こそが、肉の旨味を引き出す一番のスパイスでした。
けれども時代の移り変わりの中で時間や手間は惜しまれ、季節感も薄れてくると元来のやり方は非効率なものとみなされるようになります。現代では時間をかけた手仕事は贅沢なものです。この無塩せき(*)のベーコン作りを通して、本来の旨味を楽しみ日常を見直すゆったりとしたひとときを持ってみませんか。
会の中で行う作業自体は短時間で、食肉の歴史や家畜としてのブタについての講義が中心です。

*無塩せき:亜硝酸ナトリウムなどの保存料を使用しないで製造する方法

「手作りベーコンの会」

実施日時:2023/2/17(金)9時30分〜12時30分
実施場所:キッチン(オフィス前芝生)
参加費:3,000円
持ち物:保冷バッグ、保冷剤、エプロン、三角巾など頭を覆うもの、筆記用具
定員:10名
申込方法:調理準備のため、2/3までにフォームよりお申込み下さい。

外部ナビゲーター プロフィール

植木 献/うえき けん
明治学院大学教養教育センター准教授(現代神学、食研究)、静岡県出身、軽井沢町在住。2011年の震災を機に軽井沢に移住、食の研究を本格的に始める。
オフィスメイフィールドとして、自宅等でクッキングリトリートを開催し、食べることや作ることから日常を見つめ、リセットする活動を行っている。
会当日は、植木真理子がアシスタントに入ります。

保護者ナビゲーター プロフィール

・栁田 真理奈/やなぎた まりな
おいしいものが大好き。パン屋で働いている。
ベーコンはそのまま焼くだけでもとっても美味しいですが、私は刻んだベーコンをミートソースに入れたりして隠し味でも使っています。コクがでて味も引き締まり、家族にも評判がいいです。
今回はベーコンという日常よく使われる食材を、安心安全な材料で自分で作ることができるので、ぜひ大切な人達と味わってもらえたらいいなと思います。
・木下 直子/きのした なおこ
植木氏のリトリートに参加し、食べること作ることで食卓が豊かになる経験をさせて頂きました。
冷蔵庫の常備品であるベーコンが自分で作れること、何より安心安全な材料を使用しているので日々の食卓にも罪悪感なく使用できました。 燻製の香りと旨みが市販品とは段違いの美味しさで感激しました。

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投稿者運営サポーター

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スタッフと在籍保護者有志による裏風越運営サポーターです。

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